ノヴァ管理機構 Log000-10

元々広域探査目的で導入されたと聞いている。

特に外郭区は常に人員不足と監視体制の穴が発生していることからこの有機デバイスは非常に有用だと認識している。

あらゆる装備や人員は中央維持本部が吸い上げる為、こちらには充足と言う単語すらない。

ただ広域探査目的のそれは非常に中央維持本部にとっても価値ある物らしく、指揮系統外の護衛を多数引き連れていた。

あまりの厚遇に驚いた物だが、中央維持本部の人間に聞くと上位組織であるノアリングから指令が出ているらしい。

この人類社会の限られた生存領域において、ここまでの扱いを維持しつつもそうしなければならない理由があるとすれば、それはどれだけの秘匿事項なのだろう?

そして、秘匿事項であるにも関わらず衆目に晒す理由は何なのだろう?

何もかもが理解出来ないが、これが意味ある物だと信じるにはそれだけの成果が得られるかどうかが重要だと考えるよ。

<– 行聯郭統制治安部所属構成員、休憩室において同僚との会話ログ –>

ノヴァ管理機構 Log000-9

惑星意識戦争を経て我々はPEへの干渉を目的とする惑星改善使節団を創設しました。

惑星改善使節団の第一期は順調に計画を進捗させていると認識しておりましたが、

途中からその計画は大きく狂いが生じました。

偉大なる我々の計画を阻害する存在がいたのです。

多くの人員を消耗し、ようやくその存在を認識しました。

それらはREおよびDEの合同組織であり、惑星保護委員会を自称しています。

我々は何としてもPEにおける主導権を確立せねばなりません。

惑星保護委員会は害悪です。

その活動は人類を死に至らしめる物であり、あらゆるコストを投じてでも破壊、妨害、殲滅せねばなりません。

これは基本的な人類共通の価値観なのです。

<– とある研究者の日記 –>

トリンガルス中央機構 Log002-01.00

人類は惑星意識によって大規模かつ広範囲に渡り種族危機に陥りました。

人類は個々人の意識や思想とは無縁に、この惑星意識と対峙する必要がありました。

惑星意識とは戦争その物を意味し、人類種族に対する全面的な攻撃を意味します。

トリンガルス中央機構は人類史上最高最大の生存領域です。

人類が生き残る上で我々の存在はますます輝き、その重要度は日毎に増しています。

我々は人類を必ず生存させるべく、あらゆる手段を行使するでしょう。

ノヴァ管理機構 Static000-2 基底人格保持原理原則

個人が保有する人格は以下の種類に分類される。
・生理人格(ATOM人格)
・知覚人格(ATOM人格)
・認知人格(BIT人格)
・指向人格(BIT人格)
・過程人格(ATOM人格)
・理想人格(BIT人格)
・集積人格(BIT人格)
・社会人格(ATOM人格)

この内、社会支援を受けられる基底人格は ATOM人格に種別される物であり、
BIT人格は定量的評価基準が無い為、社会支援の枠外とされる。

メセニ統合機構 VL00X01 移民局広報

おはようございます。メセニ統合機構情報照会端末のカレンです。

ノヴァ管理機構は様々な欺瞞情報の再作成によって混乱を作成してあえて不均衡な社会体系を創ることにより社会生存圏を維持している人類社会です。
彼ら彼女らは常に嘘をつかねば生存出来ない社会体制であり、真実とは何かは重要ではないのです。

トリンガルス中央機構は精神汚染を中心とし、思考能力の一部を化学的に制限することにより社会生存圏を維持している人類社会です。
彼ら彼女らは常に化学物質中毒状態となり、重度の依存性社会体制となっており、依存に対する疑問は存在しないのです。

アレン人類機構は完全なる階層社会による明白な権力間の断絶を是とすることにより社会生存圏を維持している人類社会です。
彼ら彼女らは常に上流社会から下流社会に対する搾取と迫害による片務体制に依存した社会体制となっており、階層社会の絶対性を信奉するカルトなのです。

メセニ統合機構は上記の機構の問題点を全て解決した理想社会です。
我々は常に優れた情報と人材を求めています。

貴方様からの物的精神的支援は常に我々の社会を維持するのに最良の構成基盤である事実であることを我々が認定します。
メセニ統合機構への移民申請は移民局へ。

ノヴァ管理機構 Log000-8

サニャです。
定報以外の臨時連絡があった為、全情報セクタを再検証しました。

瑠璃ルナ、ERM規定に従い 45レンセク以内に対応行動して下さい。

現在REおよびDEの介入は確認されていませんが、対応行動は必要です。

詳細は追って別途連絡します。

DSSからも緊急申請がありましたので対応するように。

可能性の鳥に逢えますように。

ノヴァ管理機構 Log000-6

情報集積システム歌詠鳥はUATフェーズから本番稼働フェーズへ昇格しました。

昇格ID:0xA0x356
承認者ID:S1002xA65020

ノヴァ管理機構 Log000-5

情報集積システム歌詠鳥は結合フェーズからUATフェーズへ昇格しました。

昇格ID:0xA0x334
承認者ID:S1002xA65020

ノヴァ管理機構 Log000-4

情報集積システム歌詠鳥は単体試験フェーズから結合フェーズへ昇格しました。

昇格ID:0xA0x248
承認者ID:S1002xA65020